どうも、NEKRAM0NSEEです。
ギタリストならば海外滞在中もギターを弾きたいものですよね。
でも、日本から愛機を持っていくのはコストもかかるし、キズも付きそうで怖い。どうせ本格的な活動はしないし、現地で安いギターでも買って、練習用にでも使おうかな。
そんな考えでニュージーランドに来た私が、どのような方法でギターを入手したのか、ご紹介します。
ニュージーランドの楽器市場
ニュージーランドは基本的に物価が高いです。楽器に関しても、日本で買うよりも2~3割くらい高いような気がしますね。
そして、楽器市場自体日本と比べて大きくありません。オークランドシティにある楽器屋でも、日本の地方都市にある楽器屋なんかと大差ないレベルです。品ぞろえもイマイチ。市場が狭いせいなのかはわかりませんが、楽器の大幅割引や値下げがあまり見受けられません。健全な市場なのかもしれませんが、日本でジャンクギター漁りなんかをしていた私にとっては、物足りないですね。
日本のように中古投げ売り的な感じではありませんが、当然中古の方が新品よりやすいです。今回はもちろん中古のギターを狙っていきます。
予算は100NZドル(日本円で8000円くらい)、リアにハムバッカーがついているギターが条件です。かなり攻めの条件付けです。ちなみに新品で一番安いギターだとストラトの3シングルのピックアップ構成で250NZドルくらいです。レスポールタイプだと300NZドルくらいですかね。
中古ギターを入手するには
では、どのようにして中古のギターを入手するのでしょうか。以下は、私が実際に購入を検討した方法です。(たぶん他にも色々あると思います)
TradeMe
オークションサイト。中古楽器のヒット件数は一番多かったです。ただ、言うほど安くない場合が多いのと、手渡しの場合が多く、出品者と連絡を取り合うのが面倒です。
遠い場所での出品だと、車を持っていない場合、取りに行くのが非常に困難です。車を持っていない私は好条件のギターを見つけるのが難しいですね。中古の安ギターは平均150NZドル(12500円くらい)という所でしたね。移動範囲内での受け取りさえできれば最善手です。
NZdaisuki
ニュージーランドの留学、生活総合サイト。日本に帰国する人が不用品を売っていたりする場合があります。たまーにギターの出品もあります、ただ、指折り数えるほどしかありません。「ギター買います」という感じのトピックを作成し自分の連絡先や予算、希望のギターなどを書いておくという手もありますね。ただ、それでこちらにすぐ連絡が来るとは限りませんので、根気が必要です。
SecondHand系の店
日本で言うハードオフ的な店です。ニュージーランドには何種類かあります。中古品なら何でもあります。一番多いのは工具系でしょうか。ギターも数は少ないですが、あることはあります。近所の店を何件か巡れば、掘り出し物が見つかる可能性があります。ただ、置いてあるものが手入れされてなくて全体的に汚いです。玄人向けかも。
私は日本でもよくハードオフ巡りをしていたので、今回はSecondHand系の店を何件か巡ってみることにしました。休日をつかって、バス移動をしながら、適当に4軒ほど巡ってみることに。
結果
買ったぜ。
掘り出し物が見つかりました!やっぱり成果は足で稼ぐもんですね。
では気になるお値段は。
79NZドル(6400円くらい)メーカ―J&D
やっすいなぁ。そしてこのメーカ―今まで一回も見たことないなぁ。
相場、予算と比べてもだいぶ安いです。
ただ、よく見るとヘッドにカビが生えてます。あとで拭こう。
ストラトシェイプですがリアはハムバッカータイプ、良い感じに条件に合っています。
ほとんど使われていないようです。弦は錆びまくっていますが、フレットの減りはありませんでした。
ネックは細めです。握りやすいですね。
裏です。よく見ると塗装欠けがチラホラ。使用する分には全く問題ありません。部品の欠品なんかも、トレモロのアーム以外はないみたいですね。ブリッジはべた付けで使うので問題ありません。
恐らく、マイナーな安ギターメーカーのギターを買ったもののほとんど使わずに放置して、たまに床に倒したりして塗装欠けさせて、いい加減邪魔になってきたので売ることにしたんでしょう。そんな匂いがプンプンします。
店で軽く音出しさせてもらったところ、普通に音も出るようでした。この値段で完動品です。すごい。
というわけで、今回はニュージーランドでギターを入手するまでを解説しました。このギターの詳細、音についてはまた後日詳しく書こうと思います。
では、サヨナラッ!