どうも、NEKRAM0NSEEです。
今回も、味クラフト実験員の「HeavyMetalGorilla」ことHMG氏が行った実験、「ギターPUをBare Knuckle Pickups/Aftermath風に塗装してみた」の内容を記事にしていこうと思います。相変わらずHMG氏は面白いことをやってくれますね。
Bare Knuckle Pickupsとは
最近メタル系のギタリストの間で評判が高いイギリスのピックアップブランド、「Bare Knuckle Pickups」(ベアナックルピックアップス)。ハンドメイドで作られるピックアップはサウンドのクオリティの高さもさることながら、デザインに豊富なバリエーションがあることも特徴の一つです。
そしてそのデザインの一つ一つが独特なものとなっており、ギターの個性を引き立たせるために最適なものとなっています。
しかし、このBareKnuckle、いかんせん値段が高い!ハンドメイドで音のクオリティも高く、輸入品ともなれば高くなるのは当たり前なのですが、セットで4~5万円、単体でも2万円~ほどで販売されています。そうポンポン買えるような代物ではありません。
そこで!家にある余り物のカバードピックアップを、それっぽく塗装して、BareKnuckle風にしてみようというのが今回の実験の主旨です。
数あるBareKnuckleデザインの中で、今回再現に挑戦するのはこちら!
BareKnuckle Aftermath7
楽器店で販売されているのを見て一目ぼれしたこちら。カモフラージュ感のあるデザインでカッコイイです!
このデザインならラップ塗装でそれっぽいものが作れるかも?とにかくやってみましょう。
ラップ塗装でAftermath7を再現
まずは家に転がっていた余り物のカバードピックアップを用意します。これがBareKnuckle風に生まれ変わるのです。楽しみですね・・・
ボールピースを外して、ピックアップを磨きます。表面のメッキを落とすためですね。
落ちました、綺麗になりましたね。しかしこれで終わりではありません。
今回はタミヤのライトサンドとフラットブラックを使います。
まずは全体にライトサンドを塗ります。一部塗装が剥げましたがご愛敬。次に、丸めたラップにフラットブラックを使ってポンポンと色を載せていきます。
それを乾かせば・・・・
それっぽいものができましたね。でもなんか違うような・・・
黒が多すぎるのと、色の境目がはっきりしすぎているせいでしょうか、なんとなくしっくりきません。これはこれで悪くはありませんが、もう少し改良の余地がありそうなので、もう一度塗装をし直すことにします。
もう一度ライトサンドを塗って、再チャレンジです。
先ほどよりも黒の量を加減しながらポンポンしていきます。濃淡をつけるために少量の黒で色の薄い箇所をいくつか作ってから、黒の点を全体にちりばめていきます。いくつか黒点を伸ばして、飛沫感が出る箇所も作っていきます。
そして出来たのがこちら。
結構それっぽい!数万円で売ってそうです!
ちなみにボールピースは磨いた後にクリヤーイエローを塗ってそれっぽくしています。
千円もかからないでこの結果が得られるなら、コスパはかなりいいですね!
当然音は全く変わりませんが、余り物のパーツを復活させたり、お気に入りのパーツのデザインを変えたりするのに役に立ちそうです。ピックアップカバーを買って、ラップ塗装をして、気分によって付け替えるなんてのもありかもしれませんね。オリジナルデザインのピックアップを作るなんてのも可能です。夢が広がりますね!
今回の実験がうまくいったので、ゆくゆくはBareKnuckleの他のデザインにも挑戦していきたいです。
それでは皆さん、サヨナラッ!
HMG氏の動画も是非ご覧ください。