どうも、NEKRAM0NSEEです。今日はフリーでギターのテンプレートが入手できるサイト、「Electoric Herald」を紹介したいと思います。
Electoric Heraldについて
Electoric Heraldはギター自作派のための情報を提供しているサイトです。ギターテンプレートの他にもギター製作に関する記事やギターキットの紹介記事などもあります。(すべて英語)
また、フリーのギターテンプレートの他にも、ギターの3Dモデルの販売も行っているようです。自宅にCNCがあるようなガチ勢の方は、ここで3Dモデルを購入してそれを基にCNCルーターで切削、なんてこともできるかもしれませんね。
なぜテンプレートが必要か
自作ギターを作るとき、闇雲に木を削っていってもギターはできません。必ず設計図が必要になってきます。
しかし、製図に慣れている人でもなければ、ギターの設計図を作るのは難しいものです。実際私はまだ出来ません。
そんな時に便利なのがギターのテンプレートです。テンプレートを入手し、それを自分の持っている木にあてはめながら作業していけば、比較的簡単に、さらに正確にギターを作ることが可能というわけですね。

杉の木でギターを作ったときのテンプレートです。 これを目印にして加工していけば、楽に作業ができます。

その時は、他のギターの形を鉛筆でベニヤ板に写して、それを切り取ってテンプレートを作成する方法をとりました。

非常にアナログでいい加減ですが、一応こんなものでも無いよりましです。
テンプレートをダウンロードして使用する
冒頭のサイトに話を戻しましょう。Electoric Heraldでは、フリーのpdfファイルでギターのテンプレートをダウンロードすることが可能です。トップページのGuitarTemplateから、フリーテンプレートのページに飛び、自分が使いたいタイプのギターを選んでみましょう。何種類かテンプレートがあるはずです。今回は試しにGibsonのExplolerを見てみましょう。
Gibson Explorer | Complete Build Plans
Explolerのページの一番下にあるテンプレートです。DOWNLOADのボタンをクリックするとpdfがダウンロードできます。
すごい情報量ですね。これに沿ってギターを作っていけば、自作でもかなりのクオリティが期待できそうです。
さらに、このテンプレートは原寸大になっているので、これを印刷して木に張り付ければ、加工作業がぐっと楽になります。
他のモデルについて
ストラトキャスター、テレキャスター、レスポールなど、スタンダードなモデルはテンプレートもたくさんあり、年式ごとにテンプレートがわけてあったりして興味深いです。
変わり種の変形シェイプモデルも地味にラインナップされています。私が一番気になったのは、DBZのBird of Preyですね。
かなりマニアックなモデルです。変形ギター好きにはたまらない攻撃的なシェイプですね。
実はこのタイプのギターを以前所有していたことがあるのですが、その時はフロイドローズトレモロとEMGピックアップがあまり好きになれず、すぐに手放した思い出があります。
でも、テンプレートがあるなら、これを基にして、ノントレモロでパッシブピックアップのBird of Preyを作ることも可能かも・・・・?
まとめ
欲しいギターを自分で作る。とてもワクワクしますよね。どうせ作るなら好きなギターにとことん似せて作りたいものです。
気に入ったシェイプを妥協無く仕上げていくために、テンプレートは必須です。製図の知識がなければ自分で作るのは難しいですが、有志作成のテンプレートを使えばその手間が省けます。難解なソフトも知識も要りません、必要なのはプリンターくらいです。
ギター自作のハードルがグーンと下がりましたね。
テンプレートが用意出来たら次は素材を選ばなきゃ・・・、果てしないギター自作の道、やることはまだまだあります。
では、サヨナラッ!