どうも、NEKRAM0NSEEです。
今日は知り合いに教えてもらった、ちょっと変わったラーメン店に行ってみたいと思います。
その名も「ChopChop」なんでもニュージーランド人が経営するラーメン店だとか。アジア人が経営するラーメン屋はよく見かけますが、ニュージーランド人が経営しているのは聞いたことが無いですね。しかも現地人からはかなり人気なんだとか。そこまできいたら、気にならずにはいられないですよね。ラーメン王国山形県出身の私としては、ぜひ一度味わってみたいとおもい、店に足を運ぶことにしたのでした。
場所はAuckland CityのPonsonbyRoad(ポンソビーロード)。おしゃれなカフェなんかが立ち並ぶところですね。Cityの中心からは少し離れていますが、落ち着いた雰囲気のある綺麗な通りです。観光客も結構多かったですね。
さて、そんなおしゃれな通りに、PonsonbyCentralという複合施設があります。(写真は撮り忘れました)
その中に件のラーメン店が・・・
あった!
見た目はいかにも新進気鋭のラーメン屋って感じですね。日本のラーメン屋みたいで好感が持てます。
というか、開店直後なのに結構お客さんがいますね。私と同時に他にも何人か入ってきました。人気店で間違いないみたいです。これは期待大です。
カンフーチックなメニュー表。
とりあえず一番上に書いてあったPorkRamen(18ドル)を頼んでみることにしました。ちなみにラーメンメニューはメインの4種類、ポーク、ビーフ、味噌、全部載せスペシャル、のほかはサイドメニューと酒でした。ラーメンメニューが少ないのも新進気鋭感があります。メニューに自信がないと、4種類に絞るのは難しいと思います。こういう所からも、経営者のラーメンに対する自信がうかがえますね。
サイドメニューの揚げ物がおいしそうだったのと、ウィスキーメニューの種類も多かったので、今度普通に飲みに来てもいいかもしれないなぁ・・・
なんて考えていたらラーメンが到着、器もおしゃれだなぁ。どれどれ・・・

PorkRamen 18ドル
まず最初に思ったこと。
なんでピクルスが乗ってるんだ!?あとチャーシューがBBQポーク!?
良い感じのフックですね。でも、具材が普通と違う割には、全体的な見た目は整っていて、ラーメン然としています。不思議ですね。早速食べてみましょう。まずはスープから。
酸っぱい!
え?なにこれ酸っぱい。一瞬びっくりしてしまいました。
ラーメン食って一口目から酸っぱかったことは今までなかったですからね。酸辣湯麺とかならともかく・・・
でもよくよく味わってみると、結構コクのあるスープです。豚骨系ですね。
麺は中太縮れ、オーソドックスな感じですね、全粒粉を使っているようです。食べると小麦粉の香りがします、私は好きですねこういうの、ちょっとパスタっぽい。縮れ麺なのでスープとの絡みがよく、おいしいです。
ピクルスは普通に酸っぱいあれですね、うまい。
BBQポークは塩味ですね、皮がパリパリでうまいです。結構ジューシー。
ここらへんでようやくスープの酸っぱさの理由が分かりました。このラーメン、豚骨スープにBBQポークまで入ってるのに、酸っぱさのおかげで全然くどくない!
こってり系のラーメンが得意ではない私でもするする行けちゃいます。うまいです!よく考えられてますね。
ここの経営者はラーメンやる前どっかでシェフでもやってたんでしょうか?独りよがりなラーメンではなく、食べる人のことが細かく考えられている、丁寧なラーメンだと感じました。
日本人経営のラーメン店はある程度セオリー通りにやれば客がつくものですが、ニュージーランド人経営は色物的なところがありますからね。その分綿密に味を考えて、努力の末に作り上げたラーメンなのでしょう。好感が持てる、良いラーメンです。
ChopChop、ごちそうさまです!またきます!