どうも、NEKRAM0NSEEです。
今までの記事でギターパーツについてご紹介してきましたが、いざ購入する段階になると必要なパーツが多すぎて、作業を始めてから買い漏らしに気づいたり、製作予定の仕様とは違うパーツを買ってしまったり、トラブルはつきものですよね。実際に私は何回も買い漏らしをやっています。
そこで、そういったトラブルでやる気をそがれることが無いように、既に購入したパーツ、これから購入するパーツをチェックするチェックシートを作ってみました。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1WPbw3LTIHEuoLIpotBk6_UEpNUD12Wy0m685d46y3lM/edit?usp=sharing
上記のリンクからダウンロード、もしくはGoogleドライブに移動させてご使用ください。使用例とテンプレートの二つのタブに分かれています。
全く複雑なものではないので解説の必要もないかもしれませんが、一応使い方を説明します。
このチェックシートは大きく二つのセクションに分かれています。
その一つ目が概要セクションです。
ここにプロジェクト名や、簡単なギターのスペック、コンセプト、予算などを書きます。
制作タイプではリフィニッシュ、ボディ制作、ネック制作、全自作など、作業方針を決めます。
概要には、ギターのコンセプト、どういった点を注意するか等を簡単に書き出しておきます。作業が長引くと、当初のコンセプトを忘れてしまいがちなので、ここで確認できるようにしています。
その他簡単にスペックを書く欄を設けていますが、このセクションで一番重要なのは予算の欄です。何はともあれここを決めるのが大事です。
その後のパーツセクションに書くパーツ代金は、予算の欄に書いた金額から自動的に引かれるようになります。無尽蔵にお金をつぎ込んでしまわないためにも、これは重要ですね。
二つ目のパーツセクションに移ります。
ここでは、私が思いつく限りのギターパーツを、ネック、ボディ、電装系の三つの項目に分けています。パーツの種類ごとに、品名、価格を埋めていきます。当然、制作タイプによっては必要のないパーツも含まれていますので、そこは空欄にするなり、行を非表示にして混乱しないようにしていただければと思います。もちろん行を追加して、シートに書いていないパーツを書き足すことも可能です。
そのほかにも、購入先を書いておくことで、実際にパーツを購入する段階に入ったときに、どのパーツをどこから購入するか確認できるようにしてあります。買い漏らしを無くすためです。
パーツの価格は、項目ごとに合計されて、それぞれの項目の一番下の行に表示されます。もし予算オーバーをしてしまった場合、どの項目で一番予算を使っているか確認するためです。
チェック欄はすでに購入しているパーツをチェックするために使います。同じ商品を二度買ってしまうことが無いようにするためです。また、パーツが届いてから、買い漏らしがないか一つ一つチェックできるようにしてあります。
最後に、パーツの合計金額と、予算との差額が表示されます。これでプロジェクトのパーツ購入でいくらかかるのか確認することができます。これは最初に書いた概要セクションの予算から自動的に計算されるので、いちいち電卓を使う必要はありません。
ちなみに私はちょっと前までよく電卓を使ってパーツ代金を紙に書き出してました。
試しに、使用例のプロジェクトを見てみましょう。予算と合計金額、差額が見やすいように、細かいパーツ項目は非表示にしてあります。
予算15,000円のところ、パーツ代を11,856円に抑えました。予算残額は3,144円ですので、それでパーツの質を上げたり、塗装など別の作業の予算に組み込むことができます。
以上がギターパーツ購入チェックシートの使い方です。プロジェクトに合わせて、ご自由に編集してお使いください。
今現在の環境では本格的なギター製作ができないので、まだこのチェックシートを使うことはできていませんが、思いついたプロジェクトを書き留めておくのに使っています。頭の中にあるプロジェクトを少しでも書き出してブラッシュアップできると、現実味が出てきてワクワクします。
このチェックシートに関する改善案や意見などもお待ちしています。知恵を出し合って、ギター製作環境をより良いものにしていきましょう。私も何か思いつけば、その都度更新していく予定です。
では、今日はこの辺で、サヨナラッ!