どうも、NEKRAM0NSEEです。
今回はボディのトップの杉とバックのラワンを接着して、ついに一枚のギターボディにしていきます!

ピックアップキャビティと配線用の穴が、コントロールキャビティが大まかにザグってある状況です。
それぞれにタイトボンドを塗っていきます。

杉の方に塗るタイトボンドをケチりましたが、もう少ししっかり塗った方が良いと思います。
作業場にあるクランプを総動員して圧着していきます。ここでしっかり接着できていないと、板の間に隙間ができてしまったりします。

クランプを締めこむ前に、しっかりとそれぞれの位置を合わせておく必要があります。あまり焦りすぎないのがコツです。
クランプをしっかり締めたら、1日~2日放置します。

クランプを外した様子がこちら。しっかり接着できてるように見えます。

うん、良い感じですね。

ラワンを板にしたとき、微妙な隙間ができていました。今まであまり気にしていませんでしたが、この段階になると目立ちます。あとでなんかで埋めておきましょう。
ほぼ完ぺきに接着できていましたが、微妙にズレている部分もあり、段差ができていました。トリマーテーブルにもう一度かけて、整えていきます。

トリマーテーブルでトップとバックそれぞれをテンプレート代わりにして、はみ出している部分を削りました。
イイ感じにボディになってきましたね!

制作を始めたころと比べると、だいぶ完成図が予想できるようになってきました。
トップとバックの厚さのバランスも、なんかハイエンドギターっぽいです。安いギターのトップ材って、1㎜くらいの突板だったりしますからね。

まぁ、今回のギターに関しては両方の木材が廃材なので、高いも安いも無いんですが・・・
トリマーでコーナー部分を加工した時に少し焦げ付きました。

まぁ、この後研磨作業で何とかするので、大丈夫でしょう。
サイドをチェックしていると、微妙に隙間が空いているところをみつけました。

クランプが足りなくなって、締め付け力の小さいホビークランプを使った箇所です。ちゃんと圧着できていなかったようですね。
とりあえず、ネックのリフレットで使ったフィラー的なものが余っていたので、隙間にはこれを入れてみることにします。

今回はナチュラル系のフィニッシュにする予定なので、本当は黒のフィラーを入れると目立ってしまってよくないのですが、あえて自分の失敗した箇所を目立たせて、反省点が分かるようにしようと思い、黒を入れることにしました。
隙間の両側にマスキングテープで土手を作ります。

これをしないと周りの木の導管にも色がついてしまいます。
フィラーを入れて、かわかします。

一日放置すれば完成です。
フィラーがやせてしまって、あまり隙間が埋まりませんでしたが、まぁいいか。

このフィラーは大きめの隙間には使わないほうがよさそうです。
ボディサイドの小さな隙間はしっかり埋まっていました。

こんなもんですかね。悪くないんじゃないでしょうか。
さて、次回はネックポケットを作っていきます。うまくいくといいんですが・・・・
お楽しみに!今回はここまで、サヨナラッ!
今回のギターづくりの内容は、動画でも公開しています。ぜひご覧ください。