余りパーツと廃材でギターを作ろう!その2 ボディザグリ加工

tyuu



どうも、NEKRAM0NSEEです。

前回ギターの材料集めが終わったので、今回はボディ作りに手をつけて行こうと思います。こちらはテンプレートと杉のトップ材、ラワンのバック材です。

合板の木目がエグくて、すごく物々しい雰囲気になっていますが、気にせず行きましょう。ちなみに、テンプレートを作る際はMDFなどの、表面が凸凹していないもので作るのがいいみたいです。

テンプレートの形を、木材の方に書き写していきます。

薄くて見づらいですが、トップ材にセンターラインを引いてテンプレートの形を写しました。ネックポケットは適当に書いています。

適当に書いたネックポケットの位置に合わせて、ネックをあてがってみます。ネックのセンターラインとトップ材のセンターラインを合わせて、ブリッジの位置を決めていきます。

今回使うネックはストラトキャスタータイプです。なので、レギュラースケール(648mm)にあわせて、ブリッジの位置を決めていきます。

ナットから648mmの位置に印をつけました。

分度器を使って、センターラインと垂直になるように線を引いていきます。

出来ました。これで一応ブリッジの位置決めは完了です。

つぎはピックアップ位置を決めて、ザグって行きます。

端材をそれらしく並べて両面テープで固定し、ピックアップザグリのテンプレートにしてみました。ボール盤で粗加工をしてから、ルーターのテンプレートビットで整えていきます。

まぁまぁうまくいっていますね。

こんな感じになりました。この方法はテンプレートを準備する必要が無いので一見楽ですが、あまり精度ある加工はできないのでオススメはしません。正直普通にテンプレート作った方が良かったと思います。あとでピックアップがうまく入らず、修正しました。

コントロールキャビティをバック材にザグって行きます。適当にテンプレートを作ってみたので、これを基にしてザグリます。

テンプレートが綺麗な円ではなく突起付きになっているのは、裏蓋をねじ止めする部分を確保しておくためです。

ボール盤で粗く加工していきます。この際フォスナービットもしくはボアビットと呼ばれるビットを使っています。

大きめの穴を開けるためのビットなので、切削能力が非常に高いです。

その後、ルーターで整えればいい感じになります。

大体狙い通りに削れていますね。やはり面倒くさくてもテンプレートは用意すべきです。

次に裏蓋用のテンプレートで溝を掘っていきます。

ここで、最初のテンプレートで作った突起部分が活きてきます。

裏蓋を良い感じにねじ止めできそうな形になりました!

完ぺきとは言えないものの、これくらいの加工が自前で出来るとちょっとテンションが上がりますね。

バック材にピックアップキャビティからコントロールキャビティにつながる溝を掘りました。これでピックアップの線が通るようになったので、ボディ接着後にドリルで穴を開ける必要がなくなります。非常に楽です。

では、今回はこの辺で!次はボディを接着していきます。

サヨナラッ!

ギター製作の内容は動画でも公開しています。ぜひご覧ください。

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